AC/DC「Back In Black」エレキギター

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ジョニー講師

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AC/DC「バック・イン・ブラック」

AC/DC「Back In Black」楽曲解説

 

AC/DCの「Back in Black」は、ロック史において最も象徴的な楽曲のひとつであり、バンドの成功と再出発のシンボルです。

 

この曲は、1980年にリリースされたアルバム『Back in Black』のタイトル曲であり、バンドの新しいボーカリスト、ブライアン・ジョンソンとともに初めてリリースされた楽曲でもあります。

 

元ボーカリストのボン・スコットが1980年に突然亡くなった後、AC/DCは困難な時期を迎えましたが、彼らは音楽活動を継続することを決意し、この曲をスコットへのトリビュートとして捧げました。

 

楽曲解説

「Back in Black」のイントロは、すぐに誰もが耳を引きつける特徴的なギターリフで始まります。

アンガス・ヤングによるこのシンプルかつ力強いリフは、ロックの名リフとして広く認知されています。

ギターとドラムが絡み合いながら、徐々にエネルギーが高まり、ブライアン・ジョンソンの力強いボーカルが加わることで、一気に曲の緊張感がピークに達します。

ジョンソンのハスキーで荒々しい声が、曲全体のダイナミズムをさらに引き立てます。

楽曲の展開

歌詞は、AC/DCらしいストレートなロックのエネルギーを反映しており、「I’m back!」というフレーズは、まさにバンドの再起を宣言しているかのようです。

バックグラウンドには、ボン・スコットの死という悲劇がありながらも、AC/DCは前向きな姿勢を保ち、この曲で彼らの力強い精神を表現しています。

リフとリズムの繰り返しが、シンプルでありながらも非常に印象的で、中毒性のあるメロディーを生み出しています。

ギターソロは、アンガス・ヤングの独特のスタイルが存分に発揮されており、短いながらもエモーショナルなパフォーマンスが光ります。

彼のプレイは、リズムセクションと絶妙に調和し、曲全体に勢いを与えています。

マルコム・ヤングのリズムギターも、シンプルでありながら一貫した強いグルーヴを提供し、曲の土台をしっかりと支えています。

サウンドの特徴

「Back in Black」のプロダクションは、シンプルかつクリアであり、余計な装飾がない分、各楽器の音がしっかりと際立ちます。

プロデューサーのロバート・ジョン・“マット”・ラングによる音作りは、ハードロック特有のパワフルさをそのまま維持しつつも、どこか洗練された感触を残しています。

このサウンドのバランスが、アルバム全体にわたる一貫性と完成度の高さにつながっています。

 

まとめ
「Back in Black」は、AC/DCの復活と再生を象徴する楽曲であり、そのシンプルながらも強烈なリフとエネルギッシュなパフォーマンスによって、聴衆の心を掴んで離しません。

 

悲劇を乗り越え、新たなボーカリストとともに再出発を果たした彼らの姿勢は、ロック史において永遠に語り継がれるでしょう。

 

この曲は、個人的な困難や挑戦を乗り越えた後に迎える力強い帰還の物語であり、多くの人々に勇気と希望を与え続けています。

 

AC/DCが「Back in Black」で証明したのは、逆境を乗り越えることで生まれる新たな力と、ロックンロールの不屈の精神そのものでした。

AC/DC メンバー詳細 バンドの特徴

 

AC/DCは、1973年にオーストラリアで結成され、ハードロックの歴史を語る上で欠かせない存在となりました。

 

シンプルなリフ、パワフルなドラム、そしてエネルギッシュなライブパフォーマンスを特徴とし、長年にわたりファンを魅了し続けています。

 

AC/DCの音楽は、どんなにシンプルであっても、圧倒的な力強さと一貫性を持っており、世代を超えて愛されています。

 

メンバーの個性や、バンドのキャリア全体にわたる特徴を知ることで、彼らの音楽がなぜこれほど多くの人々に支持されているのかが分かります。

 

メンバー紹介

アンガス・ヤング (リードギター)

バンドの象徴的なリードギタリストで、アンガスはステージ上でのスクールボーイ姿とハイスピードなギタープレイで知られています。

彼のギタープレイは、シンプルながらも中毒性が高く、「Back in Black」や「Highway to Hell」などの名曲で際立つリフは、ロック史に残る名演奏です。

アンガスは小柄ながら、そのステージ上でのエネルギーは計り知れず、無限のエレクトリックなパワーでファンを魅了します。

マルコム・ヤング (リズムギター、共同創設者)

兄のマルコムは、リズムギターの天才としてAC/DCのサウンドを支える要でした。

彼の演奏は目立つことが少なくとも、安定感とパワフルなグルーヴを提供し続けました。

2014年にマルコムは健康上の理由でバンドを引退し、2017年に亡くなりましたが、その遺産は今なおバンドの音楽に深く刻まれています。

ブライアン・ジョンソン (ボーカル)

オリジナルボーカリストのボン・スコットの死後、ブライアン・ジョンソンが加入しました。

ジョンソンのハスキーでパワフルな声は、AC/DCのサウンドに新たな命を吹き込み、「Back in Black」の大成功を導きました。

彼は、エネルギッシュなライブパフォーマンスとともに、ファンとの強い絆を築き上げました。彼の声は、今やバンドのアイデンティティの一部です。

クリフ・ウィリアムズ (ベース)

クリフは、1977年にバンドに加入し、シンプルで力強いベースラインでAC/DCのリズムセクションを支えています。

彼の演奏は、バンドのドラムと絶妙に絡み合い、各楽曲に安定感と強い骨組みを与えます。

彼の堅実な演奏は、バンドのダイナミックなサウンドを支える重要な要素です。

フィル・ラッド (ドラム)

フィルは、1975年に加入し、AC/DCの特有のグルーヴを作り上げました。

彼のドラムスタイルは、テクニカルに複雑ではないものの、驚くほどパワフルで正確です。

彼のビートは、リズムギターやベースと共に、AC/DCの楽曲を進行させるドライブ感を生み出します。

フィルはバンドに数回出入りしましたが、そのドラムサウンドは不変です。

バンドの特徴

AC/DCの最大の特徴は、そのシンプルさと一貫性です。

彼らの音楽は、無駄を一切省いた純粋なロックンロールであり、複雑な編曲やテクノロジーを使うことなく、基本的な要素で聴衆を熱狂させます。

アンガス・ヤングの特徴的なギターワーク、ブライアン・ジョンソンのボーカル、そして強力なリズムセクションが、どの楽曲においても直感的な力を生み出し、そのシンプルさが逆に魅力となっています。

また、彼らのライブパフォーマンスも大きな特徴です。

アンガスのスクールボーイスタイルや独特なステージアクションは、観客に大きなインパクトを与え、観客は彼らのパフォーマンスに引き込まれます。

AC/DCのライブは、シンプルながらも圧倒的なエネルギーに満ち溢れ、誰もが一体感を感じられる体験です。

 

まとめ
AC/DCは、約50年にわたり、変わらぬサウンドとスタイルで世界中のファンを魅了してきました。

 

メンバー一人ひとりが確固たる役割を果たし、シンプルでありながら力強い楽曲が、世代を超えて愛されています。

 

彼らの音楽は、時代が変わっても普遍的な魅力を持ち続けるロックンロールの象徴です。

 

バンドの誠実さと情熱、そしてメンバー間の強い絆が、AC/DCの成功の鍵であり、ファンが彼らを愛し続ける理由でもあります。

「Back In Black」ギターの魅力・弾きどころを解説

 

AC/DCの「Back in Black」は、エレキギターの魅力を余すことなく詰め込んだ曲で、ギタリストなら誰もが一度は挑戦したい名曲です。

 

この曲は、アンガス・ヤングによるシンプルながらも強烈なリフと、彼の兄マルコム・ヤングの安定したリズムギターが織りなす絶妙なコンビネーションが特徴です。

 

ギターが好きな人にはたまらないポイントが多く、特にそのリフとタイミングは、初心者でも上級者でも楽しめる魅力を持っています。

 
エレキギターの魅力

「Back in Black」のイントロは、エレキギターの代表的なリフのひとつであり、ギターを始めたばかりの人でもすぐに挑戦できる一方で、プロのギタリストにとってもその深さを感じさせる部分です。

シンプルなEコードで始まり、その後に続くミュートを使ったリズム感のあるフレーズが、曲全体のスリリングな雰囲気を一瞬で作り出します。

このリフは、AC/DCのスタイルそのものを象徴しており、曲が始まった瞬間にエネルギーが一気に高まる感覚がたまりません。

リフの魅力

最も特徴的なのは、この曲におけるギタリフの簡潔さです。アンガス・ヤングは、過度に複雑なプレイをすることなく、ただリフの強さと正確さに集中しています。

この「Back in Black」のリフは、コードを押さえた後に弦をミュートし、パーカッシブな音を出す技術を取り入れており、この要素が曲にグルーヴを生み出しています。

初心者でも短時間で学べるリフですが、曲全体でそのリズムを維持し、力強い演奏をするには集中力とタイミングの正確さが求められます。

さらに、曲が進むにつれて登場するブリッジ部分のリフやイントロの繰り返しは、曲の中で休むことなく流れるように弾き続ける必要があり、練習を重ねることで曲の一体感をつかむことができます。

ギタリストとしての感覚を磨くのにぴったりの曲です。

ギターソロの弾きどころ

「Back in Black」のソロも、アンガスの魅力が詰まっています。

ソロは全体的にスピーディーではなく、メロディアスでエモーショナルなフレーズが続きます。

特に曲の途中で見せるチョーキングやビブラートが印象的で、単に音を出すだけでなく、感情を込めて音を伸ばす技術が求められます。

このソロは、スピードやテクニックよりも、フレーズごとにしっかりと感情を表現することが大切なポイントです。

アンガスのソロは、決して複雑ではないものの、表現力豊かなプレイスタイルでファンを魅了しています。

この「Back in Black」のソロも、音数が少ない分、1音1音を大切に弾くことが重要で、曲全体のエネルギーを途切れさせないバランス感覚が求められます。

ギタリストとして、自分の感情を音に込める練習にはぴったりの部分です。

リズムギターの存在感

マルコム・ヤングのリズムギターも、この曲の重要な要素です。

アンガスのリードが目立つ一方で、マルコムの堅実なリズムプレイが曲の骨組みを支えています。

マルコムは、決して派手なプレイをするわけではありませんが、その安定感とグルーヴ感は、AC/DCサウンドを形作る欠かせない要素です。

「Back in Black」では、マルコムのギターがドラムとベースと一体となって、リフに厚みと力強さを加えています。

シンプルに聞こえるリズムギターですが、精度を追求するとその難しさに気づくことでしょう。

特に、テンポやミュートのタイミングが少しでもずれると、曲全体のグルーヴ感が崩れてしまうため、練習する際には細かなタイミングに注意することがポイントです。

 

まとめ
「Back in Black」は、エレキギターの魅力が詰まった楽曲で、アンガス・ヤングのリードプレイとマルコム・ヤングのリズムギターが絶妙に融合しています。

 

ギタリストとしての基礎技術をしっかり学べる楽曲でありながら、エネルギーとグルーヴを感じさせるプレイが要求されるため、初心者から上級者まで幅広い層にとってやりがいのある一曲です。

 

 

この曲の魅力は、シンプルさの中に隠れた奥深さと、力強いサウンドの中にある微妙なタイミングと表現力にあり、「Back in Black」を弾くことで、ギターの楽しさとロックの魅力を存分に感じることができるでしょう。

 

「Back In Black」ギターサウンドメイキング解説

 
AC/DCの「Back in Black」は、エレキギターサウンドメイキングの典型例とも言える楽曲です。この曲のサウンドはシンプルでありながら非常にパワフルで、誰もが一度聞いたら忘れられない特徴的な音を持っています。
 
 
 
ギタリストにとって、この楽曲のサウンドを再現するためのポイントは、アンガス・ヤングの独特なトーンと、そのシンプルさの中に秘められた細かい調整にあります。
 
 
アンプのセッティングやピッキングの力加減まで、ギターサウンドを作り出すための工夫がたっぷり詰まっています。
 

ギターサウンド

特別なエフェクトをほとんど使わないシンプルさが特徴です。アンガス・ヤングが愛用するギターは、Gibson SGで、このギターが曲全体に特徴的な太くて攻撃的なサウンドをもたらしています。

また、アンプはMarshallアンプがメインで、クラシックなロックサウンドを生み出すための基本的な要素となっています。

この楽曲のサウンド作りにおいて最も大事なのは、トーンコントロールのシンプルさにあります。

ディストーションをかけすぎず、クリーンでありながらも軽い歪みが含まれたサウンドが「Back in Black」のリフを際立たせています。

このシンプルなサウンドセッティングが、逆に曲の力強さを引き立て、全体的に生々しいロックンロールのエネルギーを感じさせるものとなっているのです。

ギターのセッティング

アンガス・ヤングのセッティングは、過度なエフェクターを使わず、ギターとアンプの組み合わせによる自然なサウンドを重視しています。

彼のトーンメイキングのポイントとして、次の設定が重要です。

ギターのボリュームとトーンコントロール

ギブソンSGのボリュームノブはフルに近い状態で、トーンノブは少し下げて温かみのあるサウンドを作り出します。

これにより、攻撃的ながらも耳に痛くない、滑らかなリードサウンドが得られます。

アンプの設定

Marshallアンプの設定は、ゲインは中程度に設定し、過度なディストーションを避けます。

トレブルを少し強調しつつ、ベースとミッドはバランスを取ることで、輪郭がくっきりとしたサウンドが生まれます。

アンガスはこの設定で、ギターのナチュラルなサウンドを最大限に引き出しながらも、リフやソロが前に出るようにしています。

ピックアップの選択

リードギターでは、フロント(ネック)ピックアップとリア(ブリッジ)ピックアップの切り替えを活用します。

イントロのリフではブリッジピックアップを使い、シャープで切れ味のある音を作り出し、ソロではフロントピックアップに切り替えることで、少し温かみのあるサウンドに変化させています。

ピッキングとダイナミクス

「Back in Black」のリフは、そのサウンドの核心にピッキングのダイナミクスがあります。

アンガス・ヤングは非常に力強く、かつ正確なピッキングを行っており、これがリフ全体にしっかりとしたアタック感を与えています。

特に、右手ミュートを使って休符を生かした弾き方が重要となります。

これにより、聴いている人に緊張感とダイナミズムを感じさせることができます。

ピッキングの強さやリズム感を意識することで、この曲特有のタイトで力強いサウンドが再現できます。

初心者にとっては、ピッキングが強すぎたり弱すぎたりしがちですが、練習することで曲のエッジを保ちながら滑らかに弾くことができるようになります。

エフェクトとクリーンサウンド

「Back in Black」の魅力の一つは、ギターサウンドが過度なエフェクターに頼らず作ることがポイントとなります。

この楽曲は基本的にディレイやリバーブなどのエフェクトをほとんど使用せず、ギターとアンプの自然なトーンに重点を置いています。

アンガスは、ギターのボリュームやトーンコントロールを微妙に調整しながら、各パートに違ったニュアンスを与えており、これが曲全体に豊かな表情をもたらします。

エフェクターを最小限に抑えることで、音のダイナミクスが際立ち、リフのタイトさやギターソロのエモーショナルな表現がより生きてくるのです。

 

まとめ
AC/DCの「Back in Black」のエレキギターサウンドは、シンプルさの中に深い工夫が詰まっており、ギタリストなら誰もが憧れるサウンドメイキングの典型例です。

 

ギブソンSGMarshallアンプというクラシックな組み合わせを活かし、過度なエフェクトに頼ることなく、ピッキングやアンプセッティングの微調整によって得られるタイトでパワフルなサウンドがこの曲の魅力を支えています。

 

 

この楽曲を通じて、シンプルでありながらも奥深いギターサウンドの作り方や、ダイナミクスを重視したプレイスタイルを学ぶことができます。

 

「Back in Black」は、エレキギターの基本を学びつつ、ギタリストの個性を表現できる楽曲であり、サウンドメイキングの魅力を存分に楽しめる一曲です。

 

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永沢孝幸
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