T.Rex「20th Century Boy」エレキギター

ジョニー講師

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T・レックス「20 センチュリー・ボーイ」

T.Rex「20th Century Boy」楽曲解説

 

T.Rexの「20th Century Boy」は、1973年にリリースされた彼らの代表的なシングル曲で、グラムロック時代を象徴する楽曲の一つです。

 

この曲はフロントマンのマーク・ボランによって書かれ、力強いギターリフとエネルギッシュなボーカルが特徴的で、当時の音楽シーンに新しい風を吹き込みました。

 

楽曲解説

「20th Century Boy」は、イントロからギターの強烈なリフが印象的で、すぐにリスナーを引き込む魅力があります。

このリフは、ロックの原動力ともいえるシンプルさとパワーを持っていて、曲全体を通じて繰り返されることで、サウンドに一貫した勢いを与えています。

曲調は全体的にアップテンポであり、グラムロック特有の派手さとダイナミズムが感じられます。

歌詞

マーク・ボランの典型的な幻想的で神秘的なスタイルを反映しており、一見すると意味が捉えにくい部分もありますが、「20世紀の男(20th Century Boy)」というテーマを通じて、現代に生きるカリスマ性や孤独感、自己主張を描き出しています。

ボランは、そのカリスマ性と独自のファッションスタイルで、時代の象徴ともなりましたが、歌詞は彼自身の内面をも反映しているとも言えます。

コーラス

この曲のもう一つの魅力は、コーラス部分のキャッチーさです。シンプルで覚えやすいフレーズが繰り返され、観客が一緒に歌えるようなライブ感が強調されています。

これにより、当時のコンサートでもファンとの一体感が生まれ、T.Rexのライブパフォーマンスの象徴的な存在となりました。

楽器編成

ギター、ベース、ドラムというシンプルなロック編成ながらも、それぞれの楽器が一体となって強力なサウンドを生み出しており、特にギターとボーカルが主導する形で曲が進行します。

これは、ボランの卓越したギタープレイと、彼の独特な声質が見事に融合しているからこそ生まれるサウンドです。

 

まとめ
「20th Century Boy」は、T.Rexのグラムロック時代を象徴する楽曲として、今でも多くのファンに愛されています。

 

その力強いサウンドと幻想的な歌詞、そしてキャッチーなコーラスは、時代を超えてロックファンを魅了し続けています。

 

この曲を通じて、マーク・ボランは「20世紀の男」としてのカリスマ性を永遠のものにし、T.Rexというバンドを伝説的な存在に押し上げました。

T.Rex メンバー詳細 バンドの特徴

 

T.Rexは、1960年代後半から1970年代にかけて活躍したイギリスのグラムロックバンドで、その音楽とスタイルは多くの後続アーティストに影響を与え、日本のミュージシャンではX JAPANのHIDEさんやすかんちのROLLYさんなど、多数の人達がカバーしています。

 

彼らの独特なサウンドとヴィジュアル、そしてカリスマ的なフロントマン、マーク・ボランの存在が、バンドの象徴となっています。

 

今回は、T.Rexのメンバー詳細とバンドの特徴について、親しみやすく解説していきます。

 

メンバー詳細

マーク・ボラン (Marc Bolan)ギター/ボーカル

T.Rexの中心人物であり、バンドの魂とも言えるマーク・ボランは、グラムロックのアイコン的存在です。

1947年にロンドンで生まれた彼は、若い頃から音楽に没頭し、ギタリストとしての技術と独特のファッションセンスで注目を集めました。

彼のギタープレイはシンプルでありながら強力で、エレクトリックギターを駆使してバンドのサウンドを定義しました。

また、幻想的で詩的な歌詞を作り出す才能にも恵まれ、T.Rexの楽曲に独特の世界観をもたらしています。

ミッキー・フィン (Mickey Finn)パーカッション/ドラム

ミッキー・フィンは、1970年からT.Rexのメンバーとして参加しました。

彼の主な役割はパーカッションですが、特にコンガの演奏が彼のトレードマークです。

ミッキーの演奏は、T.Rexの音楽にリズム的な彩りを加え、シンプルなロックビートにエキゾチックな要素を組み合わせました。

彼はまた、バンドのヴィジュアルイメージにも大きく貢献し、ボランとのコンビネーションはT.Rexのアイコニックなステージパフォーマンスを支えました。

スティーヴ・カリー (Steve Currie)ベース

スティーヴ・カリーは、T.Rexの低音を支えるベーシストとして、1971年に加入しました。

彼のベースラインはシンプルながらもグルーヴィーで、T.Rexの楽曲に深みを与えています。

特に「Get It On」や「Telegram Sam」などのヒット曲では、彼のベースが曲のリズムを支配し、他のメンバーの演奏を引き立てる役割を果たしました。

ビル・レジェンド (Bill Legend)ドラムス

1971年からバンドに加わったビル・レジェンドは、T.Rexのリズムセクションを強化するドラマーとして活躍しました。

彼のプレイスタイルは、シンプルでありながらも正確で力強く、T.Rexのグラムロックサウンドに必要不可欠なリズムを提供しました。

彼のドラムはバンドのサウンドを下支えし、ライブでもその存在感を発揮していました。

バンドの特徴

シンプルでありながら強烈なロックサウンド

彼らの楽曲は、ストレートなギターリフとリズムセクションによって構成されており、そのエネルギッシュな演奏は多くのファンを魅了しました。

特にマーク・ボランのギターは、サウンドの中心を担い、彼の甘い声と相まって独自の「T.Rexサウンド」を作り上げました。

また、T.Rexはグラムロックのパイオニアでもあり、マーク・ボランは、煌びやかな衣装や化粧を取り入れたステージパフォーマンスを行い、その華やかさとファッションセンスが音楽と共に話題を呼びました。

マーク・ボラン美学

単なる音楽だけでなく、視覚的にも強いインパクトを与え、グラムロックムーブメントの象徴となりました。

さらに、T.Rexの音楽には時折、フォークやサイケデリックの影響が見られ、単純なロックに留まらず、幅広いジャンルを取り入れる柔軟性も持ち合わせていました。

初期にはアコースティックギター主体のフォークサウンドが中心でしたが、次第にエレクトリックギターを取り入れ、より攻撃的でポップなサウンドへと変化していきました。

 

まとめ
T.Rexは、マーク・ボランを中心に結成され、その音楽とスタイルで1970年代の音楽シーンを席巻しました。

 

彼らのシンプルでありながらも力強いサウンド、そしてグラムロックの先駆者としての華やかなビジュアルパフォーマンスは、多くのロックファンを魅了し続けています。

 

T.Rexの音楽は、今なお多くの人々に愛され、その影響は時代を超えて続いています。彼らの独自の音楽的世界に触れることで、ロックの新たな魅力を感じることができるでしょう。

 

「20th Century Boy」ギターの魅力・弾きどころを解説

 

T.Rexの「20th Century Boy」は、エレキギターのパワフルでダイナミックな魅力が存分に詰まった楽曲です。

 

この曲を聴くと、その重厚で鋭いリフに誰もが心を掴まれるはず。ギターを弾く人にとっては、シンプルながらも弾きごたえがあり、なおかつ弾いていて楽しい要素が満載の一曲です。

 

今回は、エレキギターに焦点を当てて、その魅力と「弾きどころ」を解説します。

 

エレキギターの魅力

パワフルなイントロリフ

「20th Century Boy」の最大の特徴は、やはり冒頭から炸裂する印象的なギターリフです。

このリフは非常にシンプルですが、そのシンプルさが逆にエネルギーを感じさせます。

マーク・ボランの独特なピッキングスタイルとファズトーンを効かせたサウンドが、このリフを一層力強いものにしています。

リフ自体は決して難しいものではないため、初心者でもチャレンジしやすい一方で、いかに「迫力」を出して弾くかがポイントになります。

ドライブ感あふれるコード進行

曲全体におけるコード進行は基本的にシンプルで、基本3コードで形成されてます。特にリズムギターの部分ではオープンコードを多用しています。

しかし、このシンプルな進行をボランのエッジの効いたトーンで弾くと、まるでリズム全体を駆け抜けるような勢いが感じられます。

この「ドライブ感」がT.Rexサウンドの真髄ともいえ、ギタリストが気持ちよくグルーヴに乗るための要素となっています。

直感的に弾けるギターソロ

「20th Century Boy」には目立ったギターソロはないものの、曲の終盤にかけて展開されるアドリブ的なフレーズが、その場を盛り上げます。

ここでは特にスライドやチョーキングを駆使したプレイが特徴で、簡単なテクニックでありながら、感情的な表現をする場面として重要です。

特に、ライブパフォーマンスではこの部分を伸ばして即興的にソロを加えることで、より熱狂的なフィナーレを迎えることができます。

ファズトーンのサウンド

マーク・ボランは「20th Century Boy」でファズペダルを多用し、そのざらついたサウンドが楽曲のエッジを強調しています。

このファズトーンは、単に音を歪ませるだけでなく、リフやコードを弾いたときに独特の響きを生み出し、曲全体にヴィンテージ感とモダンさを同時に感じさせるサウンドメイクが特徴です。

弾き手にとっては、このファズを上手くコントロールすることが、T.Rexらしいサウンドを再現するカギとなります。

弾きどころ

イントロリフの練習

イントロのリフはこの曲の象徴ですので、まずはここから取り組むのが良いでしょう。

リズムに合わせて繰り返すシンプルなフレーズなので、リフのタイミングをしっかりと掴み、アクセントを意識して弾くことが大切です。

また、ピッキングの強さやニュアンスを工夫することで、さらに立体感のあるサウンドが生まれます。

オープンコードでグルーヴを出す

メインのコード進行は、E、A、Bなどの基本的なコードを使いますが、ここで重要なのは右手のリズム感とニュアンスです。

特にダウンピッキングをしっかりと刻みながら、ブリジットミュートやアクセントにはオープンを加えることで、T.Rex特有の「押しの強い」サウンドを再現することができます。

ボランのリズムギターは非常に感覚的で、力強さの中にグルーヴが存在するため、コードを「弾く」だけでなく、全身でリズムを感じながらプレイしましょう。

フィナーレでのエネルギッシュな演奏

曲の終盤にかけての展開は、特にライブ感を大切にしてプレイする部分です。

ここでは特にスライドやチョーキングといった簡単なテクニックを駆使しながら、リズムに乗ってエネルギッシュに演奏しましょう。

マーク・ボランのライブでは、しばしばここで自由にアドリブを加えたり、観客と一体となって盛り上げる場面が見られました。

 
まとめ
T.Rexの「20th Century Boy」は、シンプルさの中に潜むエネルギーと、プレイヤーの感情をダイレクトに反映する表現力が求められます。
 
 
特にマーク・ボランの象徴的なリフやファズサウンドを取り入れることで、ただのロックソング以上の「グラムロックのエッセンス」を体感できることでしょう。
 
 
この曲を弾きこなすことで、ギターの楽しさとT.Rexの持つ時代を超えた魅力をより深く感じることができるはずです。
 

「20th Century Boy」ギターサウンドメイキング解説

 
T.Rexの「20th Century Boy」は、グラムロックの代表曲であり、そのエレキギターサウンドが非常に特徴的です。
 
 
マーク・ボランのギタープレイはシンプルでありながらも、力強く、特にファズペダルを使った独特のサウンドメイキングがこの曲の魅力を際立たせています。
 
 
今回は、この楽曲のギターサウンドメイキングに焦点を当て、そのポイントやコツをわかりやすく解説していきます。
 

サウンドメイキングの解説

ファズペダルでざらついたサウンドを作る

「20th Century Boy」のサウンドの要は、マーク・ボランが愛用していたファズペダルです。

このペダルはギターの音を強烈に歪ませ、あのざらついたサウンドを生み出しています。

ファズの設定としては、ゲインを高めに設定し、音が十分に飽和するくらいの歪みを作り出すのがコツで、これにより、ギターのアタックが強調され、リフやコードが際立つエッジの効いたトーンが実現できます。

ファズペダルとしては、当時のビンテージタイプのものや、現代のファズフェイス、ビッグマフなどのモデルが参考になるでしょう。

ボランのサウンドを追求するなら、やや太めのトーンを意識しつつ、音がこもりすぎないようにトーンコントロールを調整します。

アンプのセッティング

ファズを使う場合でも、アンプ自体のセッティングが非常に重要です。

ボランが使っていたアンプのサウンドを再現するためには、マーシャルスタイルのアンプが理想的です。

クリーンチャンネルを少しクランチ気味に設定し、ファズと組み合わせることで、太く力強いサウンドを作り出します。

アンプのベースはやや控えめにし、ミッドレンジを強調することで、ギターの音がバンド全体のミックスで埋もれないようにするのがポイントです。

また、トレブルを少し上げて、ファズのざらつきを際立たせると、「20th Century Boy」の特徴的なトーンが再現できます。

ギターの選び方とピックアップ

マーク・ボランは、主にギブソン・レスポールやフェンダー・ストラトキャスターを使用していました。

レスポールのハムバッカー・ピックアップは、太く温かみのあるサウンドを生み出し、ファズと相性が抜群です。

一方で、ストラトキャスターのシングルコイルピックアップは、もう少しシャープで明瞭なトーンを提供し、特にクリーントーンや少しクランチな設定でもクリアなサウンドを得ることができます。

「20th Century Boy」のリフを弾く際は、フロントピックアップまたはブリッジとミドルのピックアップを組み合わせると、バランスの取れた太いトーンを得られます。

リフの弾き方と右手のタッチ

この楽曲のリフは非常にシンプルですが、右手のタッチやピッキングのニュアンスが重要です。

強めにピッキングしつつも、ファズの歪みを活かして、音が潰れすぎないようにバランスを取る必要があり、イントロのリフを弾く際は、ピッキングの強弱を工夫してリズムにグルーヴ感を持たせましょう。

合わせて、右手のミュートを活かすことで、よりエッジの効いたカッティングサウンドが得られます。

ボランは力強いストロークと、音のダイナミクスを上手く使って、シンプルなリフにも変化をつけていました。このあたりの感覚は、弾いていると徐々に体得できる部分です。

リバーブと空間系エフェクトの使い方

「20th Century Boy」では、ファズペダルとアンプがメインのサウンドですが、空間系エフェクトも微妙に活用されています。

リバーブは控えめに使用し、アンプ内蔵のスプリングリバーブや、軽めのホールリバーブで音に広がりを持たせると良いでしょう。

これにより、曲全体に軽い奥行きを持たせながらも、ギターの音がシャープに際立つようにします。

ディレイなどのモジュレーションエフェクトはほとんど使われていないため、サウンドをシンプルに保ちながら、ギターの存在感を強調することが大切です。

 
まとめ
「20th Century Boy」のエレキギターサウンドメイキングは、シンプルながらも力強さと個性を兼ね備えたものです。ファズペダルの使い方や、アンプとギターの選び方によって、あの独特なサウンドを再現することが可能です。
 
 
ボランのギタースタイルは、派手さよりも「リフの勢い」や「グルーヴ」を重視しており、その点を意識してプレイすることで、この楽曲の本質的な魅力に近づけるはずです。
 
 
ギターを弾く楽しさと、シンプルなロックサウンドの奥深さを再確認できる一曲なので、ぜひサウンドメイキングを楽しみながら挑戦してみてください。
 
 

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永沢孝幸
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