🎸ギター初心者必見!ピッキングで劇的上達する方法

ギター上達の秘訣

🎸ギター初心者必見!8ビート・オルタネイト・ピッキングで劇的上達する方法

 

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ジョニー講師

ギター・ウクレレの様々な練習曲を、動画のTABを見ながら弾く内容となっております!!

『◯弦の◯番目のフレットを押さえながら弾く』こちらが一目でわかる内容となっております!!

是非参考にして弾いてみて下さい♪

 

「ギターを始めたけど、なかなかリズムが安定しない…」 「音がバラバラになってしまう…」

そんな悩みを抱えているギター初心者の皆さん、安心してください!今回は、ギター演奏の基礎中の基礎であるオルタネイト・ピッキングについて、分かりやすく解説します。

ピッキング理論:なぜダウン・アップを交互にするのか?

🎼 楽譜の読み方基礎知識

  • ∩ (ダウン・ピッキング記号):ピックを下向きに動かす
  • ∨ (アップ・ピッキング記号):ピックを上向きに動かす
  • × (ミュート記号):弦をミュートして打楽器的な音を出す
  • ♩ (4分音符):1拍の長さで実音を出す

🔄 オルタネイト・ピッキングの物理的メリット

1. エネルギー効率が最大化される ダウン・ピッキングだけだと、毎回ピックを元の位置に戻すムダな動作が発生します。アップ・ピッキングを組み合わせることで、最短距離での効率的な動きが可能になります。

2. 筋肉疲労が分散される

  • ダウン・ピッキング:主に上腕と前腕の筋肉を使用
  • アップ・ピッキング:主に手首と指の筋肉を使用

交互に使うことで、筋肉疲労が分散され長時間の演奏が可能になります。

3. 音色のバランスが向上する

  • ダウン・ピッキング:力強く、アタック感のある音
  • アップ・ピッキング:柔らかく、流れるような音

この音色の違いを活用することで、表現力豊かな演奏が可能になります。

ギターピッキングには様々なテクニックがありますが、その中でも最も頻繁に使われるのがオルタネイト・ピッキングです。

オルタネイト・ピッキングとは?

  • ダウン・ピッキング:ピックを下方向に向かって弾く奏法
  • アップ・ピッキング:ピックを上方向に向かって弾く奏法

この2つを交互に繰り返すテクニックのことです。

オルタネイト・ピッキングをマスターすると…

リズムが劇的に安定する音の粒が美しく揃う
演奏に自信が持てるようになるどんな楽曲にも対応できる基礎力が身につく

これらはギター演奏において絶対に必要不可欠なスキルです!

練習の基本ルール

🎵 必須アイテム:メトロノーム

練習時は**必ずメトロノーム(クリック)**を使用してください。これは絶対条件です!

📝 基本の弾き方

  1. 拍の頭(表拍)→ ダウン・ピッキング
  2. 拍の裏(裏拍)→ アップ・ピッキング
  3. 1小節に8つのビートをキープ

段階別練習メニュー

【レベル1】EX-1:ミュート・ブラッシング練習

ピッキングEX-1目的:正確なピッキングフォームの習得

楽譜を見ると、8ビートの基本パターンが7小節分書かれています。

📋 練習の進め方

  • ♩ = 4分音符:実音でしっかり弾く(ダウン・ピッキング ∩)
  • × = ミュート音:弦に軽く触れてブラッシング音を作る(アップ・ピッキング ∨)
  • 1小節8拍:♩×♩×♩×♩× のパターンを守る

🎯 各小節の特徴

  1. 1小節目:基本の8ビートパターン(♩×♩×♩×♩×)
  2. 2小節目:同じパターンの反復で定着を図る
  3. 3小節目:連続する実音でダウン・ピッキングの安定性をチェック
  4. 4小節目:実音3連続(♩♩♩×)でピッキングの流れを確認
  5. 5小節目:実音4連続でダウン・ピッキングの持続力を養う
  6. 6小節目:基本パターンに戻って安定性を再確認
  7. 7小節目:最後のまとめとして基本パターンを完璧に

💡ポイント:完璧な音を求めず、まずはリズムに慣れることが大切!

⚠️ 注意事項

  • ミュート音(×)でも必ずアップ・ピッキングの動作を行う
  • 実音とミュート音の音量バランスを意識する
  • 手首の力を抜いてリラックスした状態で弾く

【レベル2】EX-2:空ピッキング練習

ピッキングEX-2目的:ピッキングの連続性をマスター

EX-2の楽譜では、休符(𝄽)が多く登場します。これが「空ピッキング」の練習ポイントです。

📋 練習の進め方

  • ♩ = 4分音符:実音でしっかり弾く(ダウン・ピッキング ∩)
  • 𝄽 = 4分休符:音を出さずにピッキング動作のみ(アップ・ピッキング ∨)
  • リズムパターン:♩𝄽♩𝄽♩𝄽♩𝄽 の基本形

🎯 各小節の特徴分析

  1. 1小節目:基本の空ピッキングパターン(♩𝄽♩𝄽♩𝄽♩𝄽)
  2. 2小節目:休符スタートでタイミング感を確認(𝄽♩𝄽♩𝄽♩𝄽𝄽)
  3. 3小節目:実音2連続でダウン・ピッキングの安定性をテスト(♩𝄽𝄽♩♩𝄽𝄽♩)
  4. 4小節目:連続休符で空ピッキングの精度を向上(𝄽♩♩♩𝄽♩♩♩)
  5. 5-7小節目:様々なパターンで応用力を養成

💡ポイント:空ピックも実際のピッキングと同じ動作で行う!

⚠️ 重要な注意点

  • 休符の部分でも手の動きは止めない
  • ピックが弦に触れないよう、微妙な距離感をコントロール
  • 実音と休符でリズムが崩れないよう一定のテンポをキープ

【レベル3】EX-3:タイ+空ピッキング応用

ピッキングEX-3目的:実戦的なリズムパターンに対応

EX-3は最も実践的な練習です。**タイ記号(⌒)**が多用され、実際の楽曲でよく見られるリズムパターンが含まれています。

📋 練習の進め方

  • ♩ = 4分音符:実音でしっかり弾く(ダウン・ピッキング ∩)
  • ♩. = 付点4分音符:1.5拍の長さで音を伸ばす
  • ⌒ = タイ記号:前の音を次の拍まで伸ばす(音は出さないが空ピッキング)
  • 𝄽 = 4分休符:完全に音を切って空ピッキング

🎯 各小節の詳細分析

  1. 1小節目:タイを含む基本パターン(♩⌒♩⌒♩⌒♩∨)
  2. 2小節目:複雑なタイの組み合わせでリズム感を強化
  3. 3小節目:♩⌒♩⌒♩♩で実音とタイのバランス練習
  4. 4小節目:♩.♩♩で付点音符を含むリズムパターン
  5. 5小節目:♩.♩♩で同じパターンの反復練習
  6. 6小節目:♩⌒♩♩♩で実音3連続の応用
  7. 7小節目:♩♩.♩で最終的な習熟度チェック

💡ポイント:音を出さない部分でも手の動きは止めない!

🎵 タイ記号の重要性 タイ記号は音楽表現において極めて重要です:

  • グルーヴ感の創出
  • 音楽的な流れの演出
  • リズムの変化による表現力向上
  • 実際の楽曲での頻出パターン

⚠️ 上級者向け注意点

  • タイの部分で音が途切れないよう、左手でしっかりと音を保持
  • 右手はメトロノームに合わせて空ピッキングを継続
  • 音の長さとリズムの両方を同時にコントロール

上達のコツ

📊 3段階練習法の比較表

練習段階主な記号難易度習得目標推奨BPM
EX-1♩、×★☆☆ミュート技術とリズム感60-100
EX-2♩、𝄽★★☆空ピッキングの精度80-120
EX-3♩、♩.、⌒★★★実践的リズムパターン100-140

🎼 楽譜記号完全ガイド

音符・休符系

  • ♩ (4分音符):1拍分の実音
  • ♩. (付点4分音符):1.5拍分の実音
  • 𝄽 (4分休符):1拍分の無音(空ピッキング)

演奏技法記号

  • ∩ (ダウン・ピッキング):ピックを下向きに動かす
  • ∨ (アップ・ピッキング):ピックを上向きに動かす
  • × (ミュート記号):弦をミュートして打楽器音
  • ⌒ (タイ記号):音を次の拍まで伸ばす

🎯 段階別クリア基準

EX-1クリア条件 ✅ BPM80で7小節連続演奏可能 ✅ ミュート音と実音の音量バランスが適切 ✅ ダウン・アップのピッキングが安定

EX-2クリア条件
✅ BPM100で7小節連続演奏可能 ✅ 空ピッキング時に弦に触れない精度 ✅ 実音部分での音の粒が揃っている

EX-3クリア条件 ✅ BPM120で7小節連続演奏可能
✅ タイ記号での音の伸ばしが自然 ✅ 複雑なリズムパターンでもテンポキープ

🎸 実戦応用:楽曲での活用例

EX-1スタイルが使われる楽曲

  • ロックの基本リフ
  • パンクロックのストロークパターン
  • ファンクギターのカッティング

EX-2スタイルが使われる楽曲

  • バラードの繊細な演奏
  • ジャズのコンピング
  • R&Bのリズムギター

EX-3スタイルが使われる楽曲

  • ポップスの複雑なリズム
  • プログレッシブロック
  • フュージョンギター

🎯 テンポ別練習プログラム

【初心者向け】BPM 60-80

目標:正確なピッキングフォームの定着
・EX-1: ミュート音の粒を揃えることに集中
・EX-2: 空ピッキングの基本動作を習得
・EX-3: タイ記号の基本理解

【中級者向け】BPM 80-120

目標:実用的なテンポでの安定演奏
・EX-1: 表現力豊かなミュート技術
・EX-2: 精密な空ピッキングコントロール  
・EX-3: 複雑なリズムパターンへの対応

【上級者向け】BPM 120-160

目標:高速テンポでの正確性維持
・EX-1: 高速カッティングでの安定性
・EX-2: 瞬間的な音の切り替え技術
・EX-3: 実楽曲レベルでの完全習得

🎸 実践的なピッキング・フォーム

✅ 正しいピックの持ち方

  1. 親指と人差し指でピックの3分の2を挟む
  2. ピックの先端が1-2mm程度見える状態
  3. 手首は軽く曲げて自然な角度を保つ
  4. 力の入れすぎ注意:適切な力加減で鉛筆を持ち、普通の濃さで文字を書くこと

✅ 弦に対するピックの角度

  • 垂直すぎる:音が硬くなり、弦に引っかかりやすい
  • 斜めすぎる:音が薄くなり、コントロールが困難
  • 理想の角度:弦に対して約15-30度の傾斜

✅ ピッキングの深さ

  • 深すぎる:隣の弦に当たってノイズの原因
  • 浅すぎる:音量が出ず、音がか細くなる
  • 理想の深さ:弦の太さの半分程度まで

⚠️ よくある間違いと解決法

❌ 問題:ミュート音が汚い・バラバラ

原因:弦への接触が不安定
解決:左手の指を弦に軽く触れさせ、一定の圧力をキープ

❌ 問題:アップ・ピッキングの音が小さい

原因:アップ時に力が抜けている  
解決:ダウンとアップで同じ力加減を意識する

❌ 問題:テンポが段々速くなる/遅くなる

原因:メトロノームを無視して弾いている
解決:メトロノームの音に完全に合わせることを最優先

❌ 問題:手首が痛くなる

原因:力みすぎ、または不自然な角度
解決:肩→腕→手首→指全体の力を抜いてリラックス

🎵 メトロノーム活用法

基本設定

  • 拍子:4/4拍子
  • 音色:はっきり聞こえるクリック音
  • 音量:自分の演奏音より少し大きめ

段階的練習法

  1. メトロノームだけを聞いて、手でリズムを取る
  2. エアピッキングでメトロノームに合わせる
  3. 実際にピッキングしてメトロノームと合わせる
  4. メトロノームを止めて、内部リズムで弾けるかチェック

まとめ:継続は力なり

オルタネイト・ピッキングは、ギター演奏の 「呼吸」 のようなもの。最初は意識しなければできませんが、練習を重ねることで自然とできるようになります。

今日から少しずつでも練習を始めて、3ヶ月後の自分の上達ぶりに驚いてください!


🎸 次のステップ

このオルタネイト・ピッキングをマスターしたら、次は実際の楽曲に挑戦してみましょう!おすすめの練習曲やより高度なテクニックについても、今後のブログでご紹介していきます。

皆さんのギターライフがより充実したものになりますように!

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永沢孝幸
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